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ATL研究50年記念の会

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世界初のATL報告から50年を記念して、2025(令和7)年5月11日、ロイヤルパークホテル三条(京都)にて「ATL研究50年記念の会」が開催されました。

 ATLとは成人T細胞白血病(Adult T cell leukemia)。淀井淳司先生を筆頭著者として、故増田徹・高月清先生と共に「New England Journal of Medicine」にATLの最初の報告を行ってから50年。その発見と歴史はヒトレトロウイルス学への門戸を開き、ひいてはAIDSウイルスの発見に繋がったと言う点において極めて重要な研究となりました。

 当日は会場での参加が42名、オンラインでの参加が9名で、国内外から集いました。
大平明弘先生による力強い開会宣言、前田道之先生による心温まる開会挨拶に始まり、Gallo氏からのビデオメッセージ、国内外のzoom参加者や来賓の挨拶と続き、岡本尚先生の乾杯のご発声を合図に、和やかな歓談が始まりました。
 数十年ぶりの再会を喜び合う場面もあり、参加者ほぼ全員が登壇し、YJ Surh氏からのビデオメッセージを挿み、50年間の、それぞれの時代におけるATLという共通のテーマで当時のユニークなエピソードなどが語られ、笑いを交えながら会は進行しました。
 記念品には販売目前の、JBPA淀井淳司先生の特許を生かした「TRXピュアローション」と超音波噴霧器(提供:(株)Sure System)が贈られ、協賛企業の方々にもご発言いただき、会の意義をさらに深めるひとときとなりました。
最後は、西本清一先生の温かい締めの言葉で、盛会のうちに閉会となりました。

 当日はご都合がつかずご参加いただけなかった皆さまからも、温かい激励のメッセージや懐かしい思い出話をお寄せいただきました。また、短い時間でもZoomに接続してくださった皆さまにも、心より御礼申し上げます。


協賛:株式会社アダチ、和研薬株式会社、黄桜株式会社、株式会社TriBeaute、株式会社Khnum、ロート製薬株式会社、株式会社Sure system、有限会社起福、日本エステサービス株式会社

世話人:大平明弘、杉江勝治、増谷弘、廣田喜一、松尾禎之、中村肇、山内清明

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